泡盛の歴史と製造方法

泡盛の歴史と製造方法

泡盛は、室町時代の琉球王国にシャム王国(今のタイ)から「南蛮酒」と呼ばれる蒸留酒が伝わったのが始まりと考えられている。当時の琉球王国は、シャム王国との貿易が盛んで、その輸入品の中に南蛮酒が含まれていたようだ。

泡盛のルーツがタイということもあり、泡盛の原料にはタイ米が使われている。その他、他の本格焼酎と異なる点は、発酵用の麹は必ず黒麹を使用する点だ。一般の焼酎には白麹が使われることが多いが、気温の高い沖縄では腐敗の心配があるため、雑菌の繁殖を抑えるクエン酸を多く作る黒麹が最適なのだ。もちろん、泡盛独特の風味を出すためにも欠かすことはできない。

そうして米麹を造ったら、あとは酵母と水を加えて発酵させるだけですぐ蒸留する。他の本格焼酎では、通常麹を造る一次仕込みと主原料を加える二次仕込み、二段階で仕込まれるが、泡盛では原料のタイ米全てを麹にして一度に仕込む「全麹仕込み」で製造される。

仕込みが短いため、出来たての泡盛は香りや味に刺激があるが、それを何年も寝かせて熟成させる「古酒(クース)」によって泡盛独特のまろやかな味を生み出す。

これらの泡盛独特の製法によって、他の本格焼酎とは異なる個性を与えることになる。ふわっと蒸れたような、あるいは花のようなフレーバー、爽やかな甘みとちょっとドライな後口。澄みきった新酒を口にすれば、心も体も軽やかになる。なんとも心地良く酔うことができる。

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